2017年03月07日
あなたの愛車は、いつのあなたを知っていますか?/ポルシェ964
デントリペア
こんにちはコダマックスです。
ポルシェ連鎖っていうのがあると思います。
今回はチョット長くなるかもしれない(^^;) 僕に文才があればこの思いを適切に表現したいのになかなかもどかしい・・・。
話を戻しますね。
様々なクルマをリペアしてきてその都度、オーナーさんとも会話をする中で初対面ということを感じることもなく、同じ時間を共有できる、そんな出会いが幾度となくあります。
ポルシェ連鎖。勝手に名付けたけど確かにある。
ポルシェはポルシェを呼ぶ。
そう思います。
オーナーさんがポルシェに語りかけて方向性が決まる、そんな気がします。
実際、その日のご機嫌を確認しながら運転していると言っておられました。
なぜそんなことを思うかというと、ウチに依頼をするポルシェオーナーさんは必ずと言っていいほど過去ブログに目を通してくれています。
その内容に共感したり、施工内容を確認したり、同じオーナー同士で思いを疎通し合うような感じを受けます。
それを見たオーナーさんが車の為にと思って施工店を選ぶ。そんな感じ。
たまたま、相性が合ってご縁をもらったわけですが。
全てのお客様に言える事ですけど、数ある中でウチを選んでくれること自体すごくありがたいことだと思っています。
これはもう縁です。
どんなにHPで語り掛けても、アピールしても受け手に伝わらなければそれは意味がない事。
自分のスキルも大事かもしれないけど、客観的にみたら独りよがりだったりする誇張した表現に気づいた時、すごくちっぽけに思えてしまう。
人の心に触れる瞬間をこのリペアという仕事を通して知ったとき、何とも言えない感情が出る時があるんです。
生業としてやっている以上きれいごとは言えませんが、時としてお金には代えられない事に出会えた瞬間というのがあるんですね。
そのクルマとの歴史に携われたことの満足感。
この964というクルマは今では貴重な空冷エンジンです。現代のエレクトリカルなシステムと違い挙動の一つ一つに呼応がある、そんな「機械」です。
この車が誕生した初期型は1989年。ハイブリットのエンジンなんて夢にも思わない時代。
以前、施工させて頂いた964オーナーさんは新車時から乗り続けていましたし、今回のオーナーさんも愛車とは20年のお付き合い。
音、熱、反応、そうゆうアナログな一挙手一投足の呼応が成立することって、長く連れ添っていないと理解できない物なのかもしれませんけど、そういった疎通を愉しむことがポルシェオーナーに共通することなのではないでしょうか。
走行距離30万キロですよ。すばらしいです。
ポルシェだけではないのは理解していますが、他のクルマにおいても長く乗れる理由があるのが共通項なんでしょうね。
ガラスリペアの依頼から始まった今回の出会いは、ガラスリペアの写真は1枚も撮らずにずっとお話して、そこからデントリペアをすることに発展し、半ば諦めかけ10年間そこにあった小さなヘコみはコーヒー1杯を飲み干す時間でタイムスリップできました。
ツヤツヤの真っ赤なボディはうっとりします。
近年の鋼鈑と違い反応もよく、短時間で施工できました。
顔が付きそうな程、ヘコみがあっただろう箇所に目を凝らしていたオーナーさん。
とっても嬉しそう(^^)
この仕事のやりがいというものは、決して自己満足ではないところにあるんだなと再認識できた出会いとなりました。
このクルマを息子さんに乗り継いでもらうという、ご自身の秘めた素敵な願いを是非とも実現させてほしいです。
ご依頼ありがとうございました。
ポルシェ連鎖っていうのがあると思います。
今回はチョット長くなるかもしれない(^^;) 僕に文才があればこの思いを適切に表現したいのになかなかもどかしい・・・。
話を戻しますね。
様々なクルマをリペアしてきてその都度、オーナーさんとも会話をする中で初対面ということを感じることもなく、同じ時間を共有できる、そんな出会いが幾度となくあります。
ポルシェ連鎖。勝手に名付けたけど確かにある。
ポルシェはポルシェを呼ぶ。
そう思います。
オーナーさんがポルシェに語りかけて方向性が決まる、そんな気がします。
実際、その日のご機嫌を確認しながら運転していると言っておられました。
なぜそんなことを思うかというと、ウチに依頼をするポルシェオーナーさんは必ずと言っていいほど過去ブログに目を通してくれています。
その内容に共感したり、施工内容を確認したり、同じオーナー同士で思いを疎通し合うような感じを受けます。
それを見たオーナーさんが車の為にと思って施工店を選ぶ。そんな感じ。
たまたま、相性が合ってご縁をもらったわけですが。
全てのお客様に言える事ですけど、数ある中でウチを選んでくれること自体すごくありがたいことだと思っています。
これはもう縁です。
どんなにHPで語り掛けても、アピールしても受け手に伝わらなければそれは意味がない事。
自分のスキルも大事かもしれないけど、客観的にみたら独りよがりだったりする誇張した表現に気づいた時、すごくちっぽけに思えてしまう。
人の心に触れる瞬間をこのリペアという仕事を通して知ったとき、何とも言えない感情が出る時があるんです。
生業としてやっている以上きれいごとは言えませんが、時としてお金には代えられない事に出会えた瞬間というのがあるんですね。
そのクルマとの歴史に携われたことの満足感。
この964というクルマは今では貴重な空冷エンジンです。現代のエレクトリカルなシステムと違い挙動の一つ一つに呼応がある、そんな「機械」です。
この車が誕生した初期型は1989年。ハイブリットのエンジンなんて夢にも思わない時代。
以前、施工させて頂いた964オーナーさんは新車時から乗り続けていましたし、今回のオーナーさんも愛車とは20年のお付き合い。
音、熱、反応、そうゆうアナログな一挙手一投足の呼応が成立することって、長く連れ添っていないと理解できない物なのかもしれませんけど、そういった疎通を愉しむことがポルシェオーナーに共通することなのではないでしょうか。
走行距離30万キロですよ。すばらしいです。
ポルシェだけではないのは理解していますが、他のクルマにおいても長く乗れる理由があるのが共通項なんでしょうね。
ガラスリペアの依頼から始まった今回の出会いは、ガラスリペアの写真は1枚も撮らずにずっとお話して、そこからデントリペアをすることに発展し、半ば諦めかけ10年間そこにあった小さなヘコみはコーヒー1杯を飲み干す時間でタイムスリップできました。
ツヤツヤの真っ赤なボディはうっとりします。
近年の鋼鈑と違い反応もよく、短時間で施工できました。
顔が付きそうな程、ヘコみがあっただろう箇所に目を凝らしていたオーナーさん。
とっても嬉しそう(^^)
この仕事のやりがいというものは、決して自己満足ではないところにあるんだなと再認識できた出会いとなりました。
このクルマを息子さんに乗り継いでもらうという、ご自身の秘めた素敵な願いを是非とも実現させてほしいです。
ご依頼ありがとうございました。
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