2018年04月18日
なぜ専門店がいいのかが分かるガラスリペアの現在地
フロントガラスリペア
こんにちはコダマックスです。
2013年10月に自動車保険が改定されました。
それまでは少しのヒビや傷での問い合わせ案件を積極的にガラス交換へ誘導していた販売店。
その当時、
この際、社外品のUVガラスに交換しましょう!!車両保険でも等級が変わりませんので新品にしましょう。
って感じで展開してたことを覚えています。
ところが改定によって【等級据え置き事故】が廃止されたことを受け1等級ダウンに。
昔からフロントガラスリペアはありました。
あまりにもその位置づけが中途半端だったのか、そんな社会背景からはリペアの影は薄かったようで。
リペア技術もそうですが、機材においてもその影は薄いまま。
僕ら専門店のほとんどは海外品を使用してますが、どうゆうわけか車検制度のないアメリカ製です。
アメリカの工業テクノロジーはすごく合理的。そして使い手をその気にさせるカッコ良さがある。
それを使いこなそうと全体の技術も伴ってきて今、リペアとしての『居場所』があると思うんですよ。
飛び石を受けたガラスがリペアしてもすぐ伸びるようでは意味がないし。
また、交換を前提にリペアするようではリペアはこんなものです、って感じで技術力も上がってこないんじゃないかなーと思っています。
昔はそれでよかったのかもしれないけど。
もちろん、リペアはあくまでリペアで強度を上げるための手段なのですがリペア後に伸びる可能性はゼロではないんだけど。
専門店はその確率を下げるための努力なんかを惜しまないと思うし、技術的な向上心、チャレンジ精神、道具のチョイスにはアンテナを張り続けているんですね。
だから専門店であれば、難しいヒビはお任せください。という発信力は持ち続けたいというところです。
では、何がそこまでリペアというニッチな業態を推すのかというと、
やっぱり、圧倒的なコストパフォーマンスの良さなんです。
現代のクルマは高性能だから場所によって部品が高いのですが、とりわけ部品という観点から見たらガラスは高値に位置します。
純正交換で20万のガラスも珍しくなくなってきたこの時代。
新しい車なら純正ガラスしか選べない状況だとしたら?
もし、そのヒビでガラス交換を回避できたとしたら?
先日入庫のおクルマ
飛び石を受けた場所は黒い部分との境界線
よく基準とされる500円硬貨のサイズより大きい、というか伸びちゃった。
黒いところに半分隠れてるのが本来の1㎝程のひび。その打痕から伸びた4㎝強のヒビ
一般的には交換だと思いますが・・・。
運よく右方向だけに伸びてガラスの枠内に収まっている状況
リペア中にも伸びるリスクはあります。
液が浸透すると黒く見える亀裂断面が透明になっていくのが見えます。
この時であっても、圧入していますのでヒビが更に伸びる危険と隣り合わせ
緊張な時間が流れます・・・。
ゆっくり、ゆっくりと時間をかけて見定めます。
ほとんど黒く見せていた亀裂断面も見えなくなり液が入ったことが視認できます。
状況を見極めながらフィルムをあてあり
様々な方法で浸透させていきます。
このような長いヒビの時、ヒビの先端に新たに丸いヒビを作って延伸しないような措置を施すのですが
今回の場合、ヒビが伸び始めだったことから衝撃を与えたくないので先端への処置はしてません。
これだけしっかり入っていれば大丈夫でしょう。
画像では見ずらいですが薄く線はあります。
角度によっては光を拾いますが気にならないくらいになりました。
このようなヒビは見た瞬間に交換を宣告されるケースなんですが
お客様の事情は様々。
交換がベストなことはお客様自身も百も承知のところ、でも交換しか選択肢がなかったらすごく困りますよね。
交換をメインとする業態からしてみたら、リペア専門店なんて邪魔な存在なのかもしれない。
けれどユーザー目線から見たときにこんなありがたい事はない。
だからこうして車種を問わず
だくさんのお客様に依頼をいただいています。
緊急性があって車検の合格可否に影響するようなこと、そんな多くのリペア業の中でも異質なことだし
それが、リペアという業種の中にある『ガラスリペアの現在地』なんだと思います。
ベストではないけど選択肢としてあってもいいもの。
コストパフォーマンスは抜群、安いところもあるだろうけど後で後悔しないようなお店選びは大事です。
HPなどから発信される専門店のそのお店から伝わるものを感じ取って選んでくれたらいいと思います。
中には、市販品で失敗した方もいれば、中古で買った車に飛び石があったとか、ヤフオクでの売買に関わること
リペアは料金は安いけど傷が消えるわけではない、そんな一長一短ある特徴をよく理解したうえで
選んでほしいですね。
運悪く、複数回飛び石に当たる方もいらっしゃいます。
そのたびに交換するようなことにならずに済むのも魅力の1つ
頻繁に高速道路を使用する方は飛び石のリスクも高くなります
スタッドレスの影響などの時季と入れ替わってこれから行楽シーズンとなりお出かけする機会も増えるでしょうから
リペアの選択も考えていただけたらと思います。
掲載した方々、ご依頼ありがとうございました。
2013年10月に自動車保険が改定されました。
それまでは少しのヒビや傷での問い合わせ案件を積極的にガラス交換へ誘導していた販売店。
その当時、
この際、社外品のUVガラスに交換しましょう!!車両保険でも等級が変わりませんので新品にしましょう。
って感じで展開してたことを覚えています。
ところが改定によって【等級据え置き事故】が廃止されたことを受け1等級ダウンに。
昔からフロントガラスリペアはありました。
あまりにもその位置づけが中途半端だったのか、そんな社会背景からはリペアの影は薄かったようで。
リペア技術もそうですが、機材においてもその影は薄いまま。
僕ら専門店のほとんどは海外品を使用してますが、どうゆうわけか車検制度のないアメリカ製です。
アメリカの工業テクノロジーはすごく合理的。そして使い手をその気にさせるカッコ良さがある。
それを使いこなそうと全体の技術も伴ってきて今、リペアとしての『居場所』があると思うんですよ。
飛び石を受けたガラスがリペアしてもすぐ伸びるようでは意味がないし。
また、交換を前提にリペアするようではリペアはこんなものです、って感じで技術力も上がってこないんじゃないかなーと思っています。
昔はそれでよかったのかもしれないけど。
もちろん、リペアはあくまでリペアで強度を上げるための手段なのですがリペア後に伸びる可能性はゼロではないんだけど。
専門店はその確率を下げるための努力なんかを惜しまないと思うし、技術的な向上心、チャレンジ精神、道具のチョイスにはアンテナを張り続けているんですね。
だから専門店であれば、難しいヒビはお任せください。という発信力は持ち続けたいというところです。
では、何がそこまでリペアというニッチな業態を推すのかというと、
やっぱり、圧倒的なコストパフォーマンスの良さなんです。
現代のクルマは高性能だから場所によって部品が高いのですが、とりわけ部品という観点から見たらガラスは高値に位置します。
純正交換で20万のガラスも珍しくなくなってきたこの時代。
新しい車なら純正ガラスしか選べない状況だとしたら?
もし、そのヒビでガラス交換を回避できたとしたら?
先日入庫のおクルマ
飛び石を受けた場所は黒い部分との境界線
よく基準とされる500円硬貨のサイズより大きい、というか伸びちゃった。
黒いところに半分隠れてるのが本来の1㎝程のひび。その打痕から伸びた4㎝強のヒビ
一般的には交換だと思いますが・・・。
運よく右方向だけに伸びてガラスの枠内に収まっている状況
リペア中にも伸びるリスクはあります。
液が浸透すると黒く見える亀裂断面が透明になっていくのが見えます。
この時であっても、圧入していますのでヒビが更に伸びる危険と隣り合わせ
緊張な時間が流れます・・・。
ゆっくり、ゆっくりと時間をかけて見定めます。
ほとんど黒く見せていた亀裂断面も見えなくなり液が入ったことが視認できます。
状況を見極めながらフィルムをあてあり
様々な方法で浸透させていきます。
このような長いヒビの時、ヒビの先端に新たに丸いヒビを作って延伸しないような措置を施すのですが
今回の場合、ヒビが伸び始めだったことから衝撃を与えたくないので先端への処置はしてません。
これだけしっかり入っていれば大丈夫でしょう。
画像では見ずらいですが薄く線はあります。
角度によっては光を拾いますが気にならないくらいになりました。
このようなヒビは見た瞬間に交換を宣告されるケースなんですが
お客様の事情は様々。
交換がベストなことはお客様自身も百も承知のところ、でも交換しか選択肢がなかったらすごく困りますよね。
交換をメインとする業態からしてみたら、リペア専門店なんて邪魔な存在なのかもしれない。
けれどユーザー目線から見たときにこんなありがたい事はない。
だからこうして車種を問わず
だくさんのお客様に依頼をいただいています。
緊急性があって車検の合格可否に影響するようなこと、そんな多くのリペア業の中でも異質なことだし
それが、リペアという業種の中にある『ガラスリペアの現在地』なんだと思います。
ベストではないけど選択肢としてあってもいいもの。
コストパフォーマンスは抜群、安いところもあるだろうけど後で後悔しないようなお店選びは大事です。
HPなどから発信される専門店のそのお店から伝わるものを感じ取って選んでくれたらいいと思います。
中には、市販品で失敗した方もいれば、中古で買った車に飛び石があったとか、ヤフオクでの売買に関わること
リペアは料金は安いけど傷が消えるわけではない、そんな一長一短ある特徴をよく理解したうえで
選んでほしいですね。
運悪く、複数回飛び石に当たる方もいらっしゃいます。
そのたびに交換するようなことにならずに済むのも魅力の1つ
頻繁に高速道路を使用する方は飛び石のリスクも高くなります
スタッドレスの影響などの時季と入れ替わってこれから行楽シーズンとなりお出かけする機会も増えるでしょうから
リペアの選択も考えていただけたらと思います。
掲載した方々、ご依頼ありがとうございました。
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