2021年06月28日
ガラスリペアしてもらえなかった場所や大きさって本当にダメなものなの?
フロントガラスリペア
たくさんのお問い合わせ、ご予約、本当にありがとうございます。
持ち込んだ先でリペアしてもらえずガラス交換の見積もりを提示されたケースはよくあること。
できるできないは、いくつもの理由があって同じではありません。
リスク回避の観点からそのお店の方針というのがあるからです。
例えば、現行ハスラーの場合
ガラス交換費用、すんごい高い。
下の部分、端から近い微妙な場所
リペアする危険度が高いのでダメなのか。
お客様の恐怖心を煽るものではなく、どのような可能性があるのかを説明して
理解していただく事がとても大事。
もちろんリペア中にも、リペア後にも伸びる可能性があることもお伝えします。
どうするかはお客様自身が決めることなのです。
でも、初めての飛び石でその判断を迫られるお客様の立場もまた厳しいですよね。
お客様の事情はそれぞれですので
高くて安心な交換を選ぶか、安いけどリスクがあるリペアを選ぶのか。
リスキーな事例を多く施工してきたからこそ、その裏付けがあることは確か。
だからこそ喜んでいただけるように技術の追及をしているのですが
多くの方が悩んでいる、困っているんですよね。
こちらの軽自動車2台は先ほどのハスラー同様、ガラスの下部にほとんど同じ位置に
当たっていました。とても不思議な偶然。
1台は、やはりリペアしてもらえなかったおクルマ。もう1台はきっと無理だとの予想を立てご自身の判断でご来店くださいました。
その場でお客様同士が、不思議な親近感を感じていましたよ。
私の場合、場所という部分ではそれほど抵抗を感じていませんが、ヒビの長さということには私のみならず施工者の多くが抵抗を感じるところ。
500円玉の大きさまでが車検がとおる目安とされています。
では、これはどうか。
すでに少し伸びてきたのかなという様なもの。
伸びるヒビというのはこのように成長していくものなのです。
完全に大きくしかも成長中のヒビはリペア中のリスクも施工後のリスクも高いことのご説明をします。
では、入れていきます。
光を当てヒビの断面を強調させますね。断面に液剤が入れば消えていきます。
長ければ長いほど中心からの距離が遠いので先端まで入りにくく、入れ込もうと圧力をかければあっけなく伸びてジ・エンド。
放置して見届けるだけでは入りきりません。
経験則からなる方法で、模索しながらベストを選択していきます。
出張での施工もやっていますが、こういった難易度の高い作業の場合はリペア溶剤の特性、
シビアな操作感も考えると気象環境の影響を受けない屋内がベストということが
お分かりいただけるのではないでしょうか。
光が当たる角度によって、この消えたようになったヒビも細い線として光を拾いキラッとすることがあります。
いくつかの溶剤の種類の中からヒビに合わせたチョイスをし反射率をさげたりして
目立たなく仕上げる。難しいところです。
裏に貼り付けた施工用ミラーを外して確認します。
小さいヒビであっても難しいヒビはいくつもありますし、グシャってなっているものもリペア不可の判断をされる可能性が高いです。
また、ガラスの種類でいうと欧州車のSUVなどは特殊ガラスを使用していることがあります。
マークにあるように熱線入り、遮音、ヘッドアップディスプレイです。
写真左上には網のような熱線が確認できますね。
多機能な高性能ガラスは施工側としたら、ためらいたくもなります。
しっかり やりましたけど(汗)
国産車も輸入車も基本的には同じですがガラスの値段が違いすぎるのでプレッシャーは大きく変わります。
コロナ禍ということもあってすぐに入荷しないケースがありますからね。
そういう意味では少し慎重になってしまいますが。
こうした施工事例をお伝えする理由はDIYの撲滅という啓発も含まれます。
市販品の安価なリペアキットというのがあるのですが。
よく考えてみてください。
多くはアメリカなどの海外から輸入されています。アメリカは車検がありません。
あくまでも補修剤としての役割。検査を通すシステムの日本とは違うのです。
キレイに仕上がる可能性のあるものを失敗して、自らガラス交換に追いやってしまうケースは実にもったいない。
悪い意味でYouTubeに影響されることのないように祈るばかりです。
ご依頼、ありがとうございました。
【あわせて読んでほしい記事】
【タンドラ】【ハイラックス】PICKUP-SUV男のロマンとロックはセットでしょ!
トラックの飛び石も高い技術のフロントガラスリペアで経費削減
持ち込んだ先でリペアしてもらえずガラス交換の見積もりを提示されたケースはよくあること。
できるできないは、いくつもの理由があって同じではありません。
リスク回避の観点からそのお店の方針というのがあるからです。
例えば、現行ハスラーの場合
ガラス交換費用、すんごい高い。
下の部分、端から近い微妙な場所
リペアする危険度が高いのでダメなのか。
お客様の恐怖心を煽るものではなく、どのような可能性があるのかを説明して
理解していただく事がとても大事。
もちろんリペア中にも、リペア後にも伸びる可能性があることもお伝えします。
どうするかはお客様自身が決めることなのです。
でも、初めての飛び石でその判断を迫られるお客様の立場もまた厳しいですよね。
お客様の事情はそれぞれですので
高くて安心な交換を選ぶか、安いけどリスクがあるリペアを選ぶのか。
リスキーな事例を多く施工してきたからこそ、その裏付けがあることは確か。
だからこそ喜んでいただけるように技術の追及をしているのですが
多くの方が悩んでいる、困っているんですよね。
こちらの軽自動車2台は先ほどのハスラー同様、ガラスの下部にほとんど同じ位置に
当たっていました。とても不思議な偶然。
1台は、やはりリペアしてもらえなかったおクルマ。もう1台はきっと無理だとの予想を立てご自身の判断でご来店くださいました。
その場でお客様同士が、不思議な親近感を感じていましたよ。
私の場合、場所という部分ではそれほど抵抗を感じていませんが、ヒビの長さということには私のみならず施工者の多くが抵抗を感じるところ。
500円玉の大きさまでが車検がとおる目安とされています。
では、これはどうか。
すでに少し伸びてきたのかなという様なもの。
伸びるヒビというのはこのように成長していくものなのです。
完全に大きくしかも成長中のヒビはリペア中のリスクも施工後のリスクも高いことのご説明をします。
では、入れていきます。
光を当てヒビの断面を強調させますね。断面に液剤が入れば消えていきます。
長ければ長いほど中心からの距離が遠いので先端まで入りにくく、入れ込もうと圧力をかければあっけなく伸びてジ・エンド。
放置して見届けるだけでは入りきりません。
経験則からなる方法で、模索しながらベストを選択していきます。
出張での施工もやっていますが、こういった難易度の高い作業の場合はリペア溶剤の特性、
シビアな操作感も考えると気象環境の影響を受けない屋内がベストということが
お分かりいただけるのではないでしょうか。
光が当たる角度によって、この消えたようになったヒビも細い線として光を拾いキラッとすることがあります。
いくつかの溶剤の種類の中からヒビに合わせたチョイスをし反射率をさげたりして
目立たなく仕上げる。難しいところです。
裏に貼り付けた施工用ミラーを外して確認します。
小さいヒビであっても難しいヒビはいくつもありますし、グシャってなっているものもリペア不可の判断をされる可能性が高いです。
また、ガラスの種類でいうと欧州車のSUVなどは特殊ガラスを使用していることがあります。
マークにあるように熱線入り、遮音、ヘッドアップディスプレイです。
写真左上には網のような熱線が確認できますね。
多機能な高性能ガラスは施工側としたら、ためらいたくもなります。
しっかり やりましたけど(汗)
国産車も輸入車も基本的には同じですがガラスの値段が違いすぎるのでプレッシャーは大きく変わります。
コロナ禍ということもあってすぐに入荷しないケースがありますからね。
そういう意味では少し慎重になってしまいますが。
こうした施工事例をお伝えする理由はDIYの撲滅という啓発も含まれます。
市販品の安価なリペアキットというのがあるのですが。
よく考えてみてください。
多くはアメリカなどの海外から輸入されています。アメリカは車検がありません。
あくまでも補修剤としての役割。検査を通すシステムの日本とは違うのです。
キレイに仕上がる可能性のあるものを失敗して、自らガラス交換に追いやってしまうケースは実にもったいない。
悪い意味でYouTubeに影響されることのないように祈るばかりです。
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