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2019年11月01日

【X1】リアクォーターのデントはつらいよの巻

デントリペア

デントリペアできる部位ではあるけれどアクセスに難儀するひとつがリアのフェンダー周りです。

動画などの予備知識あるユーザーさんでもデントリペアは引っ張るイメージが強いようですが、基本は裏からの押し出しです。

 

裏から叩くと思っている方もいますが、鈑金作業のイメージが強すぎます(^^;)

そんな大味なものではありません。

ミリ単位、それ以下の小さな起伏に手を加えていく地味でアナログな世界。

だからこそ、魔法のような不思議な出来事に感じるのだと思います。

 

今回はBMW・X1のリアクォーターパネル。

ちょうどプレスライン上で傷も少しみられます。



 

 

白いボディなので分かりにくい色ではあるものの、いつのまにか出来たドアパンチ。

小さいながらも存在感抜群です。

プレスラインですので引っ張るようなこともできず、荷室側からのルートを探ります。

 



凹みが上がってくれば傷も開くのでコンパウンドも当たり傷が分からくなることが良くあります。

そうゆう意味で少し出すだけでも傷の印象は変わってきます。

 

塗膜は傷んでいますが塗装は大丈夫そうです。



 

内張の脱着作業があるので余裕をもって代車をご用意しお預かりします。

わずかな隙間からアクセスでき予定より早めに終了。



突然のご来店などもあり、早く終わって良かったです。

こうしてみても、リアフェンダーのプレスライン、しっかり出ているのが分かります。



ひとまわり大きくなったボディーサイズは当てられやすくなっちゃったかな(^^;)



パッと見、X3と区別不能なサイス感とフェイス。

気持ちよくお乗りいただけると思います。

ありがとうございました。

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