コダマックス

フロントガラスに関してはそれぞれのお店でコンプライアンス的に一定のダメージからリペアをしない方針のところもあります。

最近のフロントガラス交換は様々な安全機能を有する部分と干渉していたりして、ガラス自体の値段というより周辺機器との連携維持のためにその工程が増え合計金額が上がってしまう傾向にあります。

交換料金が15万、20万とか普通になってしまいます。

そこでローコストなガラスがリペア選択肢になるわけですが、技術的なものもありますが一般的にリペア不可という場所は存在します。

 



ガラスの周囲にある黒い部分、ここは基本的にリペア不可ということになっています。

工程上、ガラスの内側に鏡を付けてその鏡越しに内部の浸透過程を把握していくのですがその鏡が付けられないので

状況判断ができないのが理由です。



黒い部分にヒビができた場合は、見つけにくいこともあり伸びてしまってから発覚なんてこともよくある話。

気づいただけでもファインプレーなんですが、問題は施工店が無い！！ってことなのです。

リペアメインの専門店、その中でもさらに厳選するくらいな限られたお店しかお引き受けしないでしょう。



飛び石が当たる場所は選べませんので当たったところが悪ければ、従来ですと泣く泣く交換していたところでしょうが。

今は技術も上がり、不可能だったものが可能になるようになったことも確か。

それは道具の進化も理由のひとつですが、今回のような感覚と状況判断で仕上げるものは年数というより台数ということになるのでしょうね。

ヒビを見極める眼力やそれに応じた調剤のチョイスだったり、一辺倒なものではない応用力と工夫を考えれば、プロに任せるというのが必須なのではないでしょうか。



市販品でチャレンジという無謀なことは絶対にやめましょうね。

商品は元々アメリカ製がほとんどなわけで、車検の無いアメリカや細かいことを気にしない国民性だからこそ存在することであって

それらに相対する日本ではリスク以外ありません。

 

今回のこの緊張感は通常のリペアの何倍も上がり難易度も格段に増しますが

料金は今のところ通常と同じです。今後は割増しになるかもしれませんが・・・。

ただ、この部分は保証の対象外となりますのでそういう観点で見たら当面は料金据え置きになるのかな。

 



いずれにしろ、特殊な場所ですのでリペア後に伸長する可能性が通常よりは高いかもしれませんが

この状態を見て納得されないお客様はおられないでしょうし、これで伸びたら諦めますという思いになっていただけると思います。

ご依頼ありがとうございました。

お断りされたヒビでお困りの方、ご相談ください。

 

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