【フリード】高額出費を回避するガラスリペアの技術力はこういう事

2022年02月23日

【フリード】高額出費を回避するガラスリペアの技術力はこういう事

フロントガラスリペア

たくさんのご依頼ありがとうございます。

クチコミを投稿された方々にもこの場を借りてお礼申し上げます。

ブログ中でもお伝えしているようにガラスリペアをお断りされる理由はそのお店、会社の修理における方向性ですので

大事をとって交換だったり、トラブル回避での勧めであって安全性、安心を考慮した末の判断ということで間違ってはいないと思います。

本来は交換がベストですからね。

安ければ！！

支払うのはお客様ですので説明に対して感じ方はそれぞれでしょう。

万全を期す方針です！となればリペアのことは言わないのもアリなのかもしれません。

とことんリペアにこだわる当店みたいなところの方が少ないのが現実です。

そうは言って20センチ、30センチも伸びたものはさすがに交換を強く勧めますけどね。

ところがそうでもない状態でも、見た瞬間無理！交換です！　と言われるダメージがあるもの、微妙に500円硬貨サイズをはみ出すものってのも存在します。

それがこれです。

鏡を貼っているので二重に映り込んでいますが上のヒビがその伸びたヒビですね。

黒く太い線が伸び始めた部分になります。

部分的に拡大するとルーペでは収まり来れない長さ。

この線だけで3.5センチほど。

諦めムードでご来店したお客様でしたがリペア決行です！！！

既に伸びているので刺激を与えると一気にピシーッといきます。

アングルがいいので違う角度から浸透具合を見ながら施工の様子をお伝えしてみましょう。

ヒビの中心に機材を当て先端から液剤を圧入していきます。

中心から入れていくのでまだ距離があります。

当然、すべてのヒビに浸透させないと意味がないので手を加えながら慎重に圧入していきます。

息をのむっていう感じです。そっと・・・ゆっくり。

時間とともにかなり浸透していきましたが、長いヒビが4時方向としたら2時方向にも短いヒビが存在しています。

ゆっくりゆっくり焦らずに・・・。

この後、入りきらず止まってしまう。

直接ドリルで穴をあける方法もありますが、伸びたヒビに刺激を与えるとその影響で伸びてしまったら、

せっかくここまで入れ込んだのが台無しになってしまう。

プロ中のプロが使う道具がありまして・・・。

機材は全てアメリカから直接買い付けているものですが、道具ってものは使いこなせないと意味がないのでそれはそれで大変です。

そこは写せないですけど。

入った瞬間、息を殺しながら速攻硬化させます！！

早く固まれーーーーーーーー！と。

ハイ。しっかり入れきりました。

施工前がこちらですので完全に入りました。

もちろん長いヒビも消えたわけではありませんので線としては存在します。

ヒビの残り方は形やダメージにより様々ですので光の進入角度で細くキラッとすることがあります。

この状態で車検に通らないという事は無いでしょうし、その後、不幸なご連絡もいただいておりません。

光が入らない角度ならこんな風な感じになりますね。

通常であれば出張でのリペアもお受けしていますが、精密な作業ですので可能であればご来店をおススメします。

プロなので仕上がりにはベストを尽くしますけど、美味しい料理もお店で食べたほうがイイのと同じ考え方かな。

ガラスリペアの液剤は紫外線で固めて仕上げますので適切なタイミングや風などの弊害による気候的要素を加味すると

出来るだけ良い環境で施工するというのが望ましいですね。

自営業の方、お医者さん、お子さんが小さいなど様々なご事情もお有りかと思いますので出張施工にも対応しております。

お気軽にご相談ください。

近年のガラス交換費用はとても高価になりました。長く伸びてしまったものは交換になってしまいますが多種類のラインナップでガラスのご用意もできますが、お客様の負担が少なく済むようなフロントガラスリペアも大いに活用していただき、お役に立ちたいと考えております。

施工中は個室の待合室でお待ちいただけます。